訪問介護に挑戦したい|向いてる人の5つのポイントとは
「介護の仕事に関心があるけど、どのような仕事が自分に向いているだろう」
「訪問介護という仕事があると知ったけど、自分にもできるだろうか」
介護の仕事に関心を深めている方にとっては、業務内容がマッチしているかどうかが気になるものです。そこで、今回は訪問介護に向いてる人について、5つのポイントで解説します。
訪問介護の業務内容
訪問介護の仕事は「自宅で暮らす介護サービス利用者を支援すること」が重要な業務となります。
訪問介護事業所によっては自宅以外の場所にいる要介護者(あるいは要支援者)のサポートも行っています。
訪問介護のサービス内容は2つに分かれています。
身体介護
身体介護は、入浴や排泄、食事の手伝いなどを行うサービスを意味します。
身体介護はデイサービスなど、そのほかの介護業務でもメインとなる仕事で、介護業界では非常にポピュラーな業務です。
身体介護は介護の神髄とも言える業務です。利用者の身体を全面的にサポートする業務のため、さまざまな注意が必要です。
生活援助
生活援助は訪問介護ならではの仕事と言っても良いでしょう。生活に欠かせない掃除や、ゴミの整理、洗濯などの業務をこなします。
まさに、利用者の生活を援助し、少しでも豊かな毎日を送れるようにサポートする業務です。
2つの仕事をこなすことが訪問介護の基本
訪問介護は、身体介護だけではなく生活援助もセットで行う必要があります。つまり、身体介護のみの経験がある方は、生活援助をマスターする必要があります。
生活援助の経験がない方は難易度が高いと感じてしまうかもしれませんが、決してそうではありません。生活援助は一般的な家事の延長と捉えて差し支えありません。
家事を経験したことがある方なら、誰でも向いてる人と言えるでしょう。
訪問介護に向いてる人の5つのポイント
では、実際に訪問介護に向いてる人には、どのような特徴があるでしょうか。
この章では5つのポイントを踏まえながら、詳しく解説を行います。
1.プライベートの時間が欲しい方
訪問介護はパートとして働くことも多く、仕事もプライベートもきっちり両立したい方に向いている仕事です。たとえば、まだお子さまが小さく、フルタイムで仕事をすることは難しい方にもおすすめできる仕事です。
また、現在介護分野の専門資格を勉強している方にとっては、訪問介護は両立しやすいうえに、介護の実務を学べるためおすすめです。
2.介護初心者の方
介護の仕事に従事するためには、介護職員初任者研修などを経る必要があります。
夜勤のある施設介護とは異なり、介護の初級的な位置付けの資格があれば挑戦できる訪問介護業務は多く、初心者の方にも門戸が開かれています。
まずは短時間でも介護の仕事に挑戦したいと感じたら、訪問介護に挑戦することがおすすめです。
3.一人ひとりに向き合ってケアがしたい方
訪問介護は利用者の自宅に訪問してサービスを提供する仕事のため、一人ひとりの利用者にしっかりと向き合えることもポイントの1つです。
施設介護とは違った視点で介護に向き合ってみたいと感じる方にも向いてる仕事です。
4.訪問介護に関心がある方
介護分野に関心がある方で、訪問介護に関心を深めている時点で、すでに向いてる人と言えます。訪問介護において大切なことは、「やる気」があることです。
前向きに勉学意欲がある人は、訪問介護に向いてる人です。
5.家事経験がある人
訪問介護は生活援助と呼ばれる家事に近い業務も必要となります。簡単な掃除や炊事などの手伝いが多いため、家事経験があると抵抗感なく作業に従事できるでしょう。
専業主婦の方から介護業界へと転身してくる方も多く、家事経験を生かして訪問介護に従事しています。
介護業界で活躍するにはどのような資格が必要なのか?
自分も訪問介護に向いてる人かもしれないと感じたら、ぜひ訪問介護業界へ一歩踏み出してみましょう。
では、訪問介護で活躍するためには、どのような資格が必要とされるでしょうか。この章では資格に注目して紹介します。
介護職員初任者研修
訪問介護に従事するためには、ホームヘルパーとしての知識を身に付ける必要があり、まずは「介護職員初任者研修」を経る必要があります。
この資格は身体介護など、基礎的な知識を身に付けるために欠かせないもので、多くの訪問事業所は要件にこの資格を提示しています。
しかし、無資格からであっても、働きながら介護職員初任者研修を取得できるケースもあります。さまざまな介護の仕事に欠かせない資格のため、まずは取得を目指しましょう。
介護福祉士実務者研修
訪問介護に向いてる人と感じたら、初任者研修を経たあとに介護福祉士実務者研修を目指すことがおすすめです。この資格は専門的な介護の知識や経験をより深めるために、実施している研修です。
受験資格などの制限は設けられていないため、誰でも気軽に挑戦できるというメリットがあります。
介護福祉士
介護分野に向いてるという感触が掴めたら、より専門性の高い介護福祉士の分野に足を踏み入れてみましょう。介護福祉士は専門性が高い資格のため、取得方法には制限があります。
養成施設を経たり、実務経験を重ねたりする必要があるため注意が必要です。また、福祉分野の高等学校を卒業し、カリキュラムを完了していれば介護福祉分野に進めます。
国家試験であり、介護分野のなかでも人気の高い資格です。
訪問介護に向いてる?向いていないと思ってもまずは準備を
介護分野のなかでも訪問介護は利用者とのコミュニケーションが重要視されるため、施設介護とは違った能力が必要です。
「自分は訪問介護に向いてないのかもしれない」と思ってしまう方もいるかもしれません。しかし、向いてないと決めつける必要はありません。
介護分野は確かに資格も多いですが、介護職員初任者研修を経ることで、自信をつける方が多くなっています。まずはリラックスした気持ちで訪問介護に臨んでみましょう。
まとめ
この記事では、訪問介護に向いてる人をテーマに、必要資格などにも触れながら5つのポイントを詳しく解説しました。
訪問介護はそのほかの介護の仕事と比較すると、利用者を身近に感じられることが、大きな魅力の1つです。ぜひ本記事を参考に、介護分野に挑戦してみませんか。
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