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ー訪問介護の目的とは?サービス内容や利用までの流れについて解説ー

「訪問介護は何を目的に利用するの?」

「訪問介護を受けたいけどサービス内容がわからない……」

 

利用者の自宅に介護スタッフが訪問し、身体介護や生活援助をおこなう介護サービスである訪問介護。自宅で自分らしい生活を続けたい利用者はもちろん、家族にとっても心強いサービスの一つです。

 

しかし、訪問介護の利用を検討している方にとっては、サービス内容や目的など不明点も多いでしょう。

 

そこでこの記事では、介護のプロが「訪問介護を利用する目的やサービス内容」についてわかりやすく解説します。

 

安心して訪問介護などのサービスが受けられるよう、ぜひ本記事を参考にしてください。

 

訪問介護を利用する目的

 

訪問介護とは介護福祉士や介護士が、直接利用者が暮らす自宅を訪問し、介護サービスを提供します。食事・入浴・排泄など直接身体に触れる「身体介助」をはじめ、掃除・洗濯・調理などの家事面における「生活援助」の他、通院等の移動などの介助を行うサービスです。

 

サービスを利用する方が、可能な限り自宅で自立した日常生活を送ること(自立支援)を目的としています。

 

訪問介護サービスを受けられるのは、要介護認定を受けており、自宅で生活を送っている方です。自宅という定義には、直接介護サービスを提供していない有料老人ホームや、サービス付き高齢者向け住宅なども該当します。

 

また、要支援1・2の認定を受けている方は、「介護予防訪問介護」という形でサービスを利用可能です。あくまで訪問介護の対象は要介護者であるため、要支援1の方は週2回、要支援2の方は週3回までと、利用回数の制限があります。

 

訪問介護のサービス内容

 

ここからは、訪問介護のサービス内容について詳しく解説します。訪問介護の利用を悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

①身体介護

 

身体介護とは実際に体に触れて行う、日常生活における身体的な支援を指します。身体介護の具体例としては、以下が挙げられます。

 

食事介助

調理・配膳・食べる・歯を磨くなど食事をするうえで必要な支援

入浴介助

入浴時の準備・洗体・お湯につかる際の身体介助などの支援

排泄介助

トイレまでの移動介助やおむつ交換などの支援

移動・移乗介助

車いすの移乗や見守りなどの支援

体位変換

床ずれを予防する体位交換などの支援

更衣介助

衣服の着脱などの支援

服薬介助

服薬の介助や薬の確認などの支援

見守り介助

自立支援のための声かけや見守り

専門的な調理など

流動食などの専門知識を要する調理

(医師や管理栄養士の指示に基づく)

たんの吸引

たんの吸引や経管栄養などの支援

(研修期間を終了し認定を受けた者のみ)

 

訪問介護の目的は、利用者が自立した生活を送れるようにサポートすることです。そのため、身体介護は全てを介護スタッフが行うのではなく、利用者が主体となってともに行うという自立支援のためのサービスでもあります。

 

また、清拭や排泄介助などは精神的に負担を感じている利用者が多いです。利用者の尊厳を傷つけないためにも。思いやりのあるケアが重視されています。

 

②生活援助

 

身体機能が低下し、家事が困難な利用者のために、利用者にかわって行う日常生活支援サービスが生活援助です。利用者が一人暮らしの場合や、同居家族が家事を行えない時間がある場合などに行います。

 

生活援助の例としては、以下が挙げられます。

 

食事準備

調理や片付けなどの食事前後の支援

掃除

主に暮らしている室内の掃除やゴミ出し

洗濯

利用者が着用する衣類の一連の洗濯の支援

買い物代行

生活必需品の買い物支援

薬の受け取り

薬の受け取り代行

 

生活援助は家事代行サービスと似ていると感じるかもしれませんが、あくまでも目的は利用者の手助けです。そのため、利用者以外の家族のサポートはできません。

 

また、介護スタッフはすべての家事を支援するのではなく、利用者自身の自立を促すよう声かけや見守りを行いながら、自宅での日常生活をサポートします。

 

③通院等の移動などの介助

 

通院の際に必要となる乗車・降車を介助する、いわゆる「介護保険タクシー」も訪問介護のサービスの一つです。介護職員初任者研修以上の資格を持つ運転手が、車いすやストレッチャーなどに乗ったまま乗車可能な専用の車両を使用して対応します。

 

介護保険タクシーはどんな目的でも使用できるわけではなく、日常生活や社会生活上必要となる外出に限られています。具体例としては、以下の通りです。

 

  • ・通院
  • ・日用品の買い物
  • ・預貯金の引き出し
  • ・選挙や役所への申請や届け出
  • ・本人が行かなければならない買い物(日常的に使用する眼鏡や補聴器など)

 

訪問介護を利用するためにかかる費用

 

1日の訪問介護にかかる自己負担額は、「サービスの種類別料金×利用時間+その他料金(加算)」 で計算可能です。介護保険の自己負担額は基本的には一割ですが、一定以上の所得がある方の場合は、2〜3割負担になるので注意が必要です。

 

また、要介護度によって、訪問介護に関する費用が異なることはありません。料金体系や自己負担額を事前に担当のケアマネージャーや事業所に直接確認し、予算に合わせたサービス利用計画を立てるようにしましょう。

 

訪問介護を利用するまでの流れ

 

訪問介護を利用するまでの流れは以下の通りです。訪問介護の利用に不安がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

  1. ①介護認定の申請を行う(家族での代理申請も可能)
  2. ②要介護度・要支援度の認定通知を受ける
  3. ③介護支援専門員(ケアマネジャー)が決定する
  4. ④護予防サービス計画書(ケアプラン)を作成する
  5. ⑤介護サービス事業者との契約
  6. ⑥訪問介護サービスの利用開始

 

まとめ

 

この記事では、訪問介護の目的やサービス内容について詳しく解説しました。

 

訪問介護サービスは、可能な限り自宅で自立した日常生活を送ること(自立支援)を目的としています。そのため、介護スタッフは生活のすべてを介助するのではなく、自立を促すよう声かけや見守りを行いながら、日常生活をサポートします。

 

訪問介護サービスの内容は以下の3つです。

 

  1. ①身体介護
  2. ②生活援助
  3. ③通院等の移動などの介助

 

訪問介護を検討中の方の中には、わからないことが多く、不安に感じている方も多いかもしれません。

 

当社は、大阪市東住吉区にて訪問介護サービスを提供しています。介護を受ける方はもちろん、ご家族も安心してサービスを受けられるよう、専門の資格を持ったスタッフが丁寧にサポートいたします。

 

訪問介護についてお困りの際は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

介護をする写真

大阪市東住吉区の訪問介護をお探しの方は、レガーレケアにお任せください。身体介助や外出移動サポートまで、日常生活に寄り添った介護をいたします。住み慣れたご自宅で介護サービスを受けられるので、ストレスなく日常生活が送れます。

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