News 新着情報

訪問介護の仕事の1つ、生活援助とは?仕事内容や利用時の注意点

「介護認定が終わったら、訪問介護のサービスを利用したい」
「訪問介護って具体的にどのようなことをしてもらえるの?」

このような疑問をお持ちではありませんか?この記事では、訪問介護事業について、主に「生活援助」と呼ばれるサービスを中心に詳しく解説を行います。仕事内容や利用時の注意点も紹介しますので、ぜひご一読ください。

訪問介護とはどのような仕事?

訪問介護とは、介護が必要な利用者の自宅に伺い、介護サービスを提供する事業です。

高齢化社会の日本において、自宅で受けられる介護サービスの重要性は年々高まっています。では、訪問介護の仕事とは具体的にどのようなものなのでしょうか。

生活援助

訪問介護事業の核となる事業の1つ目は、生活援助です。生活援助とは、自宅などで過ごす介護対象の方の生活を支援するもので、洗濯や炊事の手伝いなどの作業がメインです。買い物の代行なども行います。

身体介護

身体介護は食事の介助や入浴介助などを中心に行います。施設介護の業務と類似していますが、環境が整っていない場所で利用者の支援を行うことが多く、細心の注意を払いながら業務を遂行する必要があります。

利用者の身体を支える業務が多く、適切な介護知識を要する仕事です。

以上の2つが訪問介護の重要な業務です。この記事では生活援助の仕事を中心に、訪問介護事業を解説します。

生活援助の仕事を知ろう!具体的な業務内容とは

訪問介護は施設での介護とは異なり、自宅などで介護を要する方向けに展開されているサービスです。では、生活援助の仕事とは具体的にどのようなものなのでしょうか。

家事を遂行!意外なお手伝いも

生活援助と耳にすると、介護の難しい作業をイメージするかもしれません。しかし、介護といってイメージされやすい業務は身体介護に集約されており、生活援助は「家事のお手伝い」といえるでしょう。

利用者は介護保険の認定を受けている人で、日常生活における家事の遂行に苦労を重ねています。掃除や洗濯など、家事の基礎をこなすことも難しいケースが多いため、介護スタッフによる支援を要する状態です。

介護サービスの利用開始時には生活援助でどの程度の支援を行うのか決定しますが、軽い調理などを担当することもあります。介護は入浴や排泄の介助以外にも、日常生活の支援全体が大切な業務となるのです。

家事というと非常にライトな作業には見えるものの、要介護者からすると必要不可欠なサービスであり、介護保険サービスとして認められています。

・生活援助が利用できないケースもある

生活援助は訪問介護事業の重要な業務の1つですが、同居する家族がいる場合には原則として利用できません。身体介護と異なり生活援助はほかの家族でも実施できる作業のためです。

しかし、介護計画の策定時に現在の生活状況を丁寧にヒアリングし、場合によっては生活援助の支援も決定することがあります。一概に拒否されるわけではないため、ケアマネージャーに相談することがおすすめです。

しかし、なぜ生活援助に関しては厳しい線引きが設けられているのでしょうか。それは、介護サービスは利用者向けに提供されているものであり、同居の家族の負担を減らす趣旨ではないからです。

そのため、生活援助のサービスにはある程度の制約が設けられています。日常的な家事全般をなんでも手伝えるわけではなく、介護保険サービスの対象にはならない生活援助も多いためご注意ください。

では、わかりやすく下記にて生活援助のサービスと認められるものと認められないものを一部ご紹介します。

1.掃除
生活援助のサービスとして、掃除は認められていますが、あくまでもベッドの周辺など要介護者がいる周辺や部屋の掃除に限られます。たとえば他の家族もご同居している場合、草むしりや玄関まわりの清掃なども依頼されるかもしれません。

しかし、こうした家族全体の居住に関する掃除は認められていません。介護スタッフとしては心苦しい場面もありますが、断らざるを得ません。

2.洗濯
介護を要する方の多くは洗濯も難しい状態です。そのため、洗濯をする・干す・収納するといった一連の動作全般も介護保険サービスとして認められています。アイロンがけの作業も認められていますが、家族の洗濯物は受け付けられません。

3.買い出し
生活援助で便利なサービスとして人気が高いのは、買い出しのサービスです。食料品やおむつなど、必要なものを近隣スーパーに買い出しに行きます。しかし、ご家族の依頼で買い出しに行くことはできません。お酒やたばこなどの嗜好品も買い出しできないため、注意が必要です。

・医療行為は禁止されています
生活援助として介護サービスを利用する場合、医療行為もあわせて依頼したいと考える利用者もいます。例として、インシュリン注射などが身近な医療行為でしょう。

しかし介護ヘルパーは医師や看護師ではないため、医療行為を訪問介護の一環で行うことは禁じられています。痰の吸引など一部認められる行為もありますが、一定の研修を受けた介護職員に限られるため注意しましょう。

生活援助の仕事のメリット・デメリットとは

訪問介護事業は重要性が高まっており、求人の募集も増加しています。では、生活援助を行う側として勤務するメリットやデメリットにはどのような点が挙げられるでしょうか。

・メリット|信頼関係が築きやすい
施設介護よりも生活のなかに入って介護サービスを行う訪問介護は、生活援助を通して生活そのものを大きく支えるやりがいのある仕事です。信頼関係を築きやすく、利用者に寄り添う充実感があります。

・デメリット|コミュニケーション能力は不可欠
自宅を訪問し、利用者の方々とのやり取りを円滑に行えるようにするためには、コミュニケーション能力が必要不可欠です。また、利用者の方々の気持ちに寄り添いつつも、できないことをきちんと断る勇気も必要です。特に生活援助はできること、断る必要があることの線引きが難しいため、あいまいな介護にならないように学ぶことが大切です。

まとめ

この記事では、訪問介護の仕事において生活全般をサポートする生活援助に注目してお話ししました。生活援助は介護が必要な利用者の生活を手伝い、健康的な毎日が過ごせるようにサポートするものです。

従事する場合にはコミュニケーションをしっかりと行い、トラブルがないように注意しましょう。

大阪市東住吉区の訪問介護をお探しの方は、レガーレケアにお任せください。身体介助や外出移動サポートまで、日常生活に寄り添った介護をいたします。住み慣れたご自宅で介護サービスを受けられるので、ストレスなく日常生活が送れます。

会社名:大阪市東住吉区の訪問介護ならレガーレケア

住所:〒546-0043 大阪府大阪市東住吉区駒川5丁目22-22 田中ビル201号

TEL:06-6657-4888

営業時間:9:00~18:00

定休日:土日祝

サービスのご利用・求人に関する
お問い合わせはこちら