訪問介護でパートとして働くメリットとデメリットを詳しく解説
訪問介護は近年人気が高まっている仕事です。高齢者や障がい者の方々を支える仕事はやりがいも多く、人と人との交流も楽しいと感じられるでしょう。
では、「パートタイム」という方法で働く場合には、どのようなメリットとデメリットがあるでしょうか。この記事では、訪問介護の働き方について詳しく解説します。
訪問介護とはどのような仕事?
訪問介護の仕事は高収入を目指せて、柔軟な働き方もできるため、さまざまな介護分野の業務のなかでも注目度が高まっています。では、訪問介護の仕事とは具体的にどのような業務内容でしょうか。
訪問介護は介護を必要とする方の自宅などに出向き、介護サービスを提供する仕事です。具体的な介護サービスの内容は以下のとおりです。
身体介護
身体介護とは、利用者の体に直接触れて行うサービスです。入浴や排泄、食事の手伝いなどを行うもので、更衣介助なども行っています。寝たきりの方を支援する場合、床ずれを防止するために体位を交換することも行われています。
生活援助
要介護者の生活を手伝うサービスです。調理や洗濯、掃除や衣類の整理なども含まれます。施設介護とは異なり、自宅で介護を行うからこそ、必要とされるサービスです。
訪問介護はどれくらいの頻度で受けられるサービス?
訪問介護はどれくらいの頻度で受けられるサービスなのでしょうか。訪問介護は自由に受けられるものではなく、要介護認定を経たあとに受けられるものであり、要支援の認定の場合は週に2回までなどの制約があります。
また、時間の制約も設けられています。訪問介護の利用については1回利用すると、そのあと2時間以上空ける必要があります。
訪問介護でパートとして働くメリットやデメリットとは
訪問介護は、要介護者を自宅で支える重要なサービスです。介護の仕事は内容によっては夜勤業務も多く、働きたいと思っても敷居の高さを感じる人も多いでしょう。
子育てや資格の取得など、やりたいことがある方にとって、夜勤があると時間の制約を感じるため就職が難しいものです。では、「パート」として働くのはいかがでしょうか。
この章では、パートとして訪問介護の仕事を行うメリットとデメリットを詳しく紹介します。
パートとして働くメリット
パートとして訪問介護の仕事を行うメリットは以下の3つです。
・時間の余裕が生まれる
介護の仕事特有の夜勤業務が少なく、日中帯の仕事がメインの訪問介護の場合、自分が働きたい時間を固定してパートタイムとして従事できます。隙間時間に介護の資格の取得や、家事や育児にも従事できるため、女性を中心に多くの方が実際にパートとして従事しています。
・ダブルワークもできる
現在別の仕事に従事しているけれど、将来的に介護の仕事へシフトしたいと考えている場合、パートならダブルワークを成立させられます。パートとして少しずつ業務をマスターし、将来的には正社員を目指すこともおすすめです。
・収入が安定している
多くの訪問介護事業所の場合、パートの従業員を積極的に採用したいと考えているため、時給が高くなってきています。少ない時間でも効率良く働けるため、たとえパートであっても収入が安定する可能性があります。
パートとして働くデメリット
パートとして訪問介護の仕事をする際には、以下に挙げるデメリットも知っておきましょう。デメリットは以下の3つです。
・勤務エリアが選びにくい
正社員と異なり、勤務時間に制約があるパートは、勤務できるエリアについて事業所側が変更させにくいという可能性があります。事業所としては効率よく数カ所の業務をこなしてほしいと考えるため、希望通りのエリアを担当することは難しいかもしれません。近所などの勤務は避けたいと考える場合には、就職時にあらかじめ伝えておくことがおすすめです。
・施設介護より収入が少ない
夜勤もこなす施設介護と比較すると、訪問介護は収入が低い傾向があります。アルバイトや正社員の給与も同様です。魅力的な仕事ですが、収入面で比較すると、施設介護に行きたいと考える人もいます。
・チームワークを実感しにくい
訪問介護は1人で業務をこなす場面が多いため、施設介護と比較すると、チームワークを実感できる機会が少ないでしょう。もちろん、事業所ではチームワークを実感できるようなしくみが導入されているものの、チームを組みながら業務を遂行したい方にとっては、不安を感じやすいかもしれません。
パートから正社員を目指そう!訪問介護の注意点とは
訪問介護の仕事はパートやアルバイトなど、時間の制約がある方でも安心して従事できるため、今まで介護は未経験だった方でも介護職員初任者研修を経ていれば安心して業務を担えます。正社員を目指すことももちろん可能です。
では、訪問介護には知っておきたい業務上の注意点はあるでしょうか。
相談できる人を見つけておこう
訪問介護にパートとして従事する場合、業務の終了後に別の仕事があったり、お子さんのお迎えがあったりと、慌ただしく帰路につく人が多いでしょう。
業務で不安に思ったことなどは業務日報で報告できるものですが、直接じっくり相談する機会が少なく感じるかもしれません。介護の業務は人と人とのつながりが重要であるため、繊細な業務について相談できる人を事業所内で見つけておくことが大切です。
上司や先輩に、疑問点や不安点は相談できるようにしましょう。
資格を取得しよう
訪問介護は需要が多い仕事のため、パートやアルバイトの仕事は見つかりやすいでしょう。しかし、しっかりと資格を取得する必要があります。
介護職員初任者研修を経ておく必要があり、そのあとも介護業界での活躍を目指すならば、実務者研修や介護福祉士などのスキルアップを目指すことがおすすめです。
介護業界は資格を取得することで、収入アップも目指せます。パートやアルバイトの期間を上手に活用して、介護の勉強にも本腰を入れてみましょう。
まとめ
この記事では、パートとして訪問介護の仕事をする際のメリットやデメリットについて、詳しく解説を行いました。介護の仕事はやりがいが大きく、さまざまなスキルを身につけられます。
ぜひパートなどの時短勤務を生かして、スキルアップも視野に就職を検討してみてください。
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