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ー要支援の人は訪問介護のサービスを受けられる?適用要件とはー

在宅で介護を希望する方が増加の一途を辿っていますが、介護保険による認定を受けなければ、訪問介護のサービスを受けることはできません。そこで、この記事では訪問介護のサービスについて「要支援」の方に焦点を絞り、詳しく解説します。適用要件も紹介しますので、ぜひご一読ください。

訪問介護のサービスとは具体的にどのようなもの?

訪問介護とは、身体介護及び生活援助の2つの介護サービスを、利用者の自宅に訪問介護員(ヘルパー)が訪問して提供するサービスです。介護を要する方は日常生活に困難さを抱えていますが、すべての方が施設による介護サービスを受けられるわけではありません。そこで、訪問介護という形式のサービスが提供されています。在宅の生活を介護の専門家が支えることで、できる限り快適な暮らしができるようにサポートされているのです。

訪問介護を受けるには

訪問介護のサービスを受けるためには、「認定」を受ける必要があります。希望する方は要介護の認定を受ける必要があり、要介護認定申請書を、お住まいの自治体の介護保険課などに提出する必要があります。

介護保険課などの窓口では、申請書の受領後に認定のための審査を行っており、1か月以内に結果を通知しています。無事に認定が受けられた場合には、ケアマネージャーを選出し、ケアプランの作成を経て、訪問介護のサービスが開始されます。どなたでも気軽に利用できるサービスではないため、注意が必要です。

要支援者は訪問介護のサービスは受けられる?

訪問介護のサービスを受けるためには、上記で触れたように認定を受ける必要があります。要介護認定を受けることでサービスが享受できるのですが、認定の基準の中には「要支援」と呼ばれるものもあります。では、要支援の方は、訪問介護のサービスを受けることはできるのでしょうか。結論から言うと、「一部の方のみ対象」となります。

要支援とは

介護保険の認定は、要介護と要支援の2つの基準に分類されています。要介護の認定は1~5の段階があり、いずれも訪問介護のサービスが受けられるのですが、要支援の場合は異なります。要支援は1~2の段階があります。ただし、要支援の方は訪問介護そのもののサービスは受けられません。訪問介護のサービスに類似した別のサービスを受けられるしくみが確立されています。

介護予防・日常生活支援総合事業とは

介護保険の基準に沿って、要支援認定を受けている場合は、訪問介護ではなく「介護予防・日常生活支援総合事業」によるサービスが受けられます。要支援である以上、日常生活に何かしらの負担感は抱えており、生活への支援が必要な状態であると考えられます。

介護サービスが無ければ要介護に移行することもあり、介護保険に重い負担となるとも言えます。そこで、各自治体では要支援者にも適切な介護サービスが提供できるようにしています。

目的が異なる

要支援への介護サービスは、要介護とは異なり地域で介護が必要とされる方を、なるべく支えていこう、とする趣旨の下で運営がなされています。高齢者が不安にならないように自治体ベースで支援する仕組みで、訪問介護とは目的が異なります。訪問型の他に、通所型などのサービスも提供されているため、多くの要支援者がすでに活用しています。

訪問型が訪問介護に近いサービス

訪問型では、要介護者向けの介護サービスに匹敵するサービスが提供されています。日常生活での援助はもちろんのこと、介護のプロの視点から、体調管理などに関する助言も実施しています。心細い在宅での生活を、しっかりと支えてくれるものです。ただし、地域によって支援体制には違いがあります。事前に最寄りの自治体にサービス内容について確認するようにしましょう。

要支援に関する基準とはどのようなもの?

実際に要支援となる場合には、どのような基準の認定を受けるのでしょうか。これから介護保険への申請を目指す方にとって、気になる要支援の基準を詳しく解説します。

要支援1とは

要支援1には、明確な以下の基準があります。まず、日常生活における食事やトイレなどの基本動作は自分で行える方です。ただし、生活に欠かせない買い物や、通院などには支障がある場合は、要支援1として認定を受けられることが多いでしょう。

要支援2とは

要支援2は、要支援1よりも介護が必要な方と考えられます。日常生活動作を行う能力が一部低下しており、要介護には至らないものの支援が必要とされる方です。日常生活では、食器を洗う、掃除をするなどの動作に支障が生じており、外出の移動にも負担感がある方が認定されています。

要支援の認定は要介護と同じ

要支援認定を目指す場合には、要介護認定と同じ流れを経ることになります。現在居住がある、市区町村の窓口で要介護認定の申請を行うところから始めますが、申請準備が分からない、基準に不安がある場合は事前に相談を重ねることがおすすめです。

要支援しか受けられない、と思っていても認定の結果要介護となる可能性もあるでしょう。申請に関しては、主治医からの意見書なども必要です。準備が必要となるので、申請を急ぐ方は早めに準備を進めましょう。

ケアプランについて知っておこう

要介護等の認定を受けると、受けられる訪問介護のサービスについては「ケアプラン」を作ることになります。ケアプランとは、個別事情に鑑みながら作成が行われます。要介護の場合は、ケアプランの作成後に、介護サービス事業所と契約を結び、サービスが開始できるしくみです。

要支援1~2と認定されたらケアプランはどうなる?

要支援の場合、ケアプランは要介護と違って作成するのは最寄りの地域包括支援センターです。先に触れたように、要支援居ついては地域が主体となって行うため、ケアプランの作成を依頼したい場合は、要支援認定後にご依頼してください。

相談できる相手として、介護のベストパートナーを

要支援・要介護のいずれであっても、然るべき介護サービスは用意されています。高齢化社会の日本において、ベストパートナーとなる介護保険サービスを賢く活用しましょう。

まとめ

この記事では、訪問介護のサービスについて「要支援」の方に焦点を絞り、詳しく解説しました。適用要件にご不安がある場合は、ぜひ本記事を参考に申請を行いましょう。介護保険はあなたの生活をしっかりとサポートするために運用されており、要介護・要支援のいずれであっても適切なサービスは用意されています。ぜひご活用ください。

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